3本目菌糸瓶

今期のブリードは、♂は3本・♀は2本返しで羽化させています

3本目はもち・体重微増・暴れ・羽化不全の防止などが問題となります

菌糸の粒子、添加などから、少し向上できないかと思い検証しました

粗め粒子メイン・微粒子メイン(添加剤は少量)を作成して比較

 

ドルビーインセクト様協賛の菌床『PIT』を使用してDATAを取らせていただきました

ありがとうございました

 

使用ライン 2011久留米-1 久留米-2LINE ♂ 3本目

 

使用菌糸 ドルビーインセクト様 PIT ブナ粗め ブナ微粒子

 

方法 

PIT ➀粗め7:微粒子3    ➁粗め3:微粒子7 の割合で1400cc 各5本作成

添加剤 トレハロース ・乳タンパク・ キトサン

 

3本目使用結果

KU-210  5/27投入 8/27  20.0g  11/19 28.7g   5/30羽化 80.0㎜

KU-216  5/27投入 9/22  26.0g 12/28 28.0g  5/30羽化  79.0㎜ 

KU-220  5/27投入 9/22  27.6g 12/28 31.0g    6/1  羽化 80.1㎜

 

結語

全頭完品羽化 有意差は認められませんでした

特記出来るのは 微粒子使用が美肌だった事

蛹室は微粒子メインの方が綺麗に作られていました

⇒PPボトルを使用しましたが、湿度が低い場合の静電気発生を

  考えるとガラス瓶使用が好ましいのでは?