まずブリードを始める為に、親虫を入手しなければなりません。
お気に入りの個体を見つけましょう!
親個体の入手方法
野外で採集して入手する。
信頼できる昆虫ショップ、個人ブリーダーから購入する
親個体を入手する場合の着目点
①羽化日
ブリードを行うには羽化後3~6ヶ月たっている成熟した個体(出きれば越冬させた個体)
早期羽化個体は越冬させず管理
②♂・♀の体長差
大きな成虫を育てるのが目的ならば、親虫が少しでも大きい方が良い
♂・♀も体長差があると相性が合わず交尾がうまくいかない場合が有る
♂80㎜以上 ♀50㎜以上 | ||||||||||||
♂75㎜♀48㎜前後 | ||||||||||||
③生体の状態
・親虫の特徴が引き継がれることが多いので
♂♀の形状、兄弟情報等から選ぶ事
・動きに異常がない事(動きが遅い等は注意)
・符節、触覚、顎などが欠損していない事
・親個体の入手元がはっきりしている事
④産地
野外採集個体が非常に希で郷土愛意識による付加価値の為、産地がブランド化
野外採集品をラベル表記、生体から確認できる人は少ないので
信頼できる購入先 本家様、ショップ、ブリーダー様から購入することをお勧めします
⑤親虫の血統
同腹兄弟で大きな個体が出ている血統
平均サイズの良い血統
入手後の管理
プラスチックケースにマットを2~3cm敷き転倒防止用木片と昆虫ゼリーを入れ、30度を越えない環境で乾燥に注意して管理
ケース・ゼリーホルダーによっては顎が欠ける事が有るので注意が必要