種親選定

野外採取品(WD)個体の成虫ペア、ブリード個体は大型血統を引く別血統(アウトライン)ペアでなるべく大きい物を用意

別血統同士の掛け合わせの方が、産卵数・成長も良い傾向

当HPではWD個体をメインとして羽化個体の形状・大きさ等を楽しみたい。

ペアリング

良く成熟している個体をペアリングさせる

25℃位で1~2ヵ月管理した後が望ましい

ブリード個体は♂100㎜以上は5ヵ月、以下は3ヵ月位が目安


♂の攻撃性が強い為、ハンドペアリング、同居の場合は顎縛りが必需

大きなケースや・転倒防止材で♀の逃げ場を作る事も有効

長くても3日以上の同居は避ける事

産卵セット

産卵木・マットどちらにも産卵するが、マットのみでも十分


2次発酵微粒子マットを底10㎝位堅詰め

水分は加水し過ぎないようやや控え目

温度25~30℃位が良く産卵する


♀は1ヵ月位したら回収 卵・幼虫を食べてしまうので注意

割り出し~投入

♀回収後1ヵ月位で割り出し

ケースサイズにも依るが通常25~40頭


セットを2~3回組むことが出来るが、♀に十分なエサを与え体力が回復してから組む事


発酵マットを詰めたプリンカップで管理

2令初期迄に投入する


マット飼育:800~1000cc

菌糸飼育:800~1000ccガラス瓶


幼虫飼育

マット飼育:1~1ヵ月半(3令加齢後)

♂3000ccガラス瓶(水分多目)

♀はマットを食べきったら1000ccへ交換

(水分少な目)固詰め


菌糸飼育:3~4ヵ月 食痕が8割位で交換

♂60g前半から100㎜羽化

♀ 25g以上から55㎜羽化の可能性

♂45~60g位  2000~3000ccに交換

♀     ~25g位  800~1000ccに交換


3本目

♂65g以上有れば最終瓶次第で100㎜

マット飼育:3ヵ月後3000ccガラス瓶(水分少な目)固詰め

菌糸飼育:2000~3000ccガラス瓶に交換

20℃管理


飼育温度 18~23℃位が通常

低温飼育は期間が伸びる、高温飼育は内歯消失・死亡率が高くなる為お薦めしません

温度の安定をさせる方が望ましい


蛹化~羽化

蛹室を確認したらキッチンペーパーへ

21~25℃管理

2~3ヵ月で羽化